「偉人の格言」 |
大木が雨風で倒れないのは、それより大きな根が張っているからだ。
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by新島 襄(にいじまじょう)
同志社大学創設者、大河ドラマ「八重の桜」主人公の夫 |
根っこが大きいから倒れない。基礎(土台)がしっかりしているから、軸(柱)が強いから倒れない。
などとよく言われますが、聞くのに慣れすぎてその重要性を忘れがちです。
住宅には基礎工事が重要です。土地(地盤)が弱い場合は、杭を打ってその上に基礎を作ります。
マンション、ビルなどは想像に難しくありませんが、建物が高い分不安定で地震など外圧の影響をうけやすいですから、
より基礎工事を根深く頑丈に作らないといけません。人間も体格的に背が高い人はその分足腰が強くできています。
それでは内面的にはどうでしょう?
どのような人間になるかは千差万別、人それぞれですが、大人になるにしたがって様々な情報を手に入れようとすると、 それを吸収する「素直な心」が必要です。勉強、知識は情報吸収力です。
何か行動し、事を興し、結果を出すには、あきらめない、できるまで続ける、小さな失敗をすぐに修正し、また繰り返すなど一言で表すと「根性」「忍耐」です。
いやなことでもそれで乗り越えろと思われますが、よくできる人、結果が出やすい人ほど好きなことだから続けるのであって、それは努力とは言わないと言います。これを「夢」、そんなの現実的でないという人は「希望」といったほうがいいですね!「欲」と言うと悪くとらえる方もいますが、欲張りでなければ大丈夫だと思います。「精神」と言うともう少しいろいろな考えが入ってくると思いますが、「根性」はやはり「根っこ」ですし、「忍耐」は外圧耐久性です。
「根性」「忍耐」という基礎、土台の上に無理のない「素直な考え方」で、自分の「希望」どうりの大きさ、高さの「夢」人生を作り上げていってください!
勉強が得意、情報処理能力が高いタイプと行動的な人は実は相反するのではないかと思います。

現代は自由が好きな時代で、得意なことを伸ばすことによって人との違いをアピールして自分の価値を見出す時代ですが、もっとゆっくり、自然に、のびのびと、両方の能力を根性、精神と言う目に見えない考え方で強く結束し、文武両道のバランスをとるのもまた現代の風潮に対する実は有効な対策になると考えます。
「正道淡路・垂水カラテ」でバランスの取れた人間を目指そう!
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