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淡路支部からのインフォメーション 2014年4月号 4月11日(金)UP  |
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『ネイティブ・カラテとは?』 支部長 古山 久則 |
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オース!春がやってきましたね。えらいものできっちり桜が咲き花粉症が始まりますね。
少しむずかしい話になりますが、旧5千円札にのっている新渡戸(にとべ)稲造
という人の「武士道」という本の終わりには、このような事が書かれています。

「武士道は一つの独立した道徳の掟としては消滅するかもしれない。しかしその力はこの
地上から消え去ることはない。その武勇と文徳の教訓は解体されるかもしれない。しかし
その光と栄養はその廃墟を超えて蘇生するに違いない。あの象徴たる桜の花のように四方
の風が吹かれた後、人生を豊かにする芳香を選んで人間を祝福しつづける事だろう。
何世代か後に武士道の習慣が葬り去られその名が忘れ去られる時が来るとしても、
「路辺に立ちて眺めやれば」その香りは遠くに離れた見えない丘から漂って
くることだろう。桜の花で思い出してたのでほんを出して来て書かせて頂きました。
1899年12月に書かれた本です。1868年が明治元年ですから明治31年頃の作品です。
私事ですが、今びっくりしたのが私が生まれたのが、1967年ですので明治維新から
100年後に生まれたのですね。そして武士道の一節を今2014年、115年経って
紹介させて頂いております。

カラテは、礼に始まり、礼に終わる。練習を座して黙想(もくそう)から始まります。
様は、型、形、フォームなのですね。

止まる、ストップするとリセットされますから無心になります。これが「おちつく」という事。
「平常心」とも言います。そして目を開けると「見える」「聞こえる」「分かる」「理解する」
「納得する」「なるほど」となるのですね。
そして「ハイ」「オス」という返事がキャッチボールの様に投げ返されるのです。
この″形″を幼い時から静かに落ち着いてやさしく教えてあげると次から次への
フォーム作りもスムーズに行ってもらえる事が最近分かりました。

ですから、今淡路支部では、幼稚園、保育所のお子様の間で静かなブームが
起こっています。武士道などと聞くと何やらマニアックで、敷居が高く感じられますが、
そうではなく日本で無意識に親から子へと伝わってきた習慣、伝統が元を正せば
そこに行きつくというだけのお話しですのでうまく利用すれば良いのですね。

元々日本は、やおよろずの神々が信仰され今でも神社、仏閣もたくさんありほとんど
の人が新年には初詣に出かけます。自然崇拝の国なので、あまり堅苦しいのはいけ
ません。ルールというよりは習慣なのです。又、私の指導を振り返りますと、
「気合いを入れて」「姿勢を正して」「真剣にやれ!」などと言う言葉がよく出てきます。
気が散るとよそ見が多くなります。ですから気持ちを合わせましょう。それが「気合い」
です。真剣というのはまじめにやるという意味ですが、
本当は、真(ほんもの)の剣(けん、つるぎ、かたな)という意味で、
もう少し気が引き締まる気持ちが大切です。
グローバルスタンダードと言われる情報社会は今や世界は1つという感じで教育に
関しても様々な考え方がありそれが余計に混乱をまねいたり、強制になったり、反発
になったりしておりますが、私達はシンプルに日本の教育の原点に返り
「ネイティブ・カラテ」を推進したいと考えます。

※ネイティブ(native)
@故郷の生まれた A生まれながらの、生まれつきの B(そこに)生まれ育った。
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『偉人の格言』
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かくすればかくなるものと知りながら
やむにやまれぬ大和魂」
by 吉田松陰 |
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